成長障害の診療の実際診断と治療

成長ホルモン分泌不全性低身長症は42名中8名

成長障害で虎の門病院の小児科外来を受診した子どもたちのその後の経過について、1991年度に養護教諭から紹介されて受診した42名の子どもたちでみてみました。

16名が入院検査を受け、このうち7名が成長ホルモン分泌低下と診断され、成長速度が低くない1名を除いて成長ホルモン治療が開始されました。

成長ホルモン分泌低下
成長ホルモン治療

脳腫瘍の仲間である頭蓋咽頭腫が見つかった子どもは、成長ホルモンを含めた下垂体機能低下がみられ、頭蓋咽頭腫の手術後に成長ホルモン治療が開始されました。

このケースとターナー症候群の1名も含め、42名中8名が成長ホルモン分泌不全のために成長ホルモン治療を受けました。
このように、養護教諭からの紹介で、治療を必要とする子どもたちが多く見つけられます。

成長障害の診療の実際(成長ホルモン分泌不全性低身長症を中心に)

  • ※ クロニジン試験とは
    成長ホルモン分泌刺激試験の1つ。間接的に脳下垂体を刺激して成長ホルモンの分泌を促します。クロニジンを内服後、血液中の成長ホルモンの濃度を測定して判定します。

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