下垂体機能低下症の治療

外科的切除

原因疾患に対する治療が第一目的となり、手術療法や放射線療法が行われます。切除によって圧迫症状や視野の問題も軽減されます。腫瘍が上に大きくのびていない限り、手術は鼻を通して行われます(経蝶形骨手術)。

ホルモン補充療法

ホルモン欠乏症の原因が除去できない場合は、欠乏しているホルモンの補充が一般的な治療方針となります。
成長ホルモンは補充療法ができる下垂体ホルモンの1つで、注射で投与することとなります。骨の成長が停止していない小児に投与すると、極端に背が低くなるのを防ぎます。
現在、成人の成長ホルモン欠乏症に対しても、身体組成の改善、骨密度の増加、および生活の質の向上を目的に使用されています。

国立病院機構 京都医療センター 臨床研究センター長 島津章先生

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